モノの価格は“需要と供給の関係”でほぼ決まる。

Pocket

おっさん。パスタおごって!

スポンサーリンク

「おっさん。パスタおごって!」

–なんだよ。うるせーな。

「いいじゃんか。ケチだな〜おっさん。」

–ケチか…。じゃあこうしよう。お前がこのパスタの値段がどう決まってるか答えられたら、おごってやる。

「パスタ値段がどう決まってるか???」

 

パスタの値段

「そんなの簡単じゃん。このお店の店長さんが決めてるんでしょ!」

–まぁそうなんだが…それだけを言ってもらうためにこんな質問しないだろ。じゃあ言い方を変える。なんで店長はこのパスタは800円にしたんだ?

「なんで800円か?」

–そうだ。

「そりゃ入ってる具材の原価とかを考えて利益を出すように決めるんでしょ。」

–おお。お前の賢いな。

「まぁね。」

–でもな利益を出したいからって例えば2000円とかにしたらどうなる?

「あ、高い。おれだったら食べないな。」

–そうだよな。よっぽど腕の立つシェフとかのものじゃないと食べないよな。じゃあ、どうすればいい?

「お客さんが払ってもいいと思うくらいの金額にする。」

–そう。でもその金額ってどうやってわかる?

「他のお店の値段を見る。」

–そうだ。他の店と比較してパスタの大体の相場を把握して値段を決める。

「なるほどねー」

–だがそれは一つの決め方だ。もう一つある。

「もう一つある?」

–そうだ。

 

限定30食

「どういうこと?」

–じゃあな、例えばこの店で新しく限定30食1300円というパスタをメニューに加えたしよう。

「うん。」

–そしたらこのパスタはすごい人気が出て、開店するといつもすぐ完売するようになった。ということはもっと値段上げても上げても良さそうだよな。

「たしかに。」

–ということで店長は値段を1500円にした。

「ほー。」

そしたら今度は高すぎて食べに来る人が減って、売れたのが半分くらいになってしまった。

「あらら。売れなかったらダメだね。」

–そうだ。だから今度は間の1400円にした。

「これでちょうど良いかも。」

–そう。そうしたら、開店時間いっぱいでちょうど30食完売するくらいになった。

「おお。これでカンペキだ。」

–これがもう一つの値段の決め方だ。これはちょっと難しい言い方をすると需要と供給という関係からくる決め方なんだ。

「じゅようときょうきゅう??」

–そうだ。大丈夫か?もう辞めるか?

「いや面白いから教えて!」

–おう。じゃあちゃんと付いてこいよ。

「はーい!」

 

需要と供給

–じゃあその需要と供給が何かということなんだが。まずこのパスタの周りにはパスタを食べたい人と食べてほしい人がいるだろ。

「お客さんとお店の人だね」

–そうだ。別の言い方をすると買いたい人、売りたい人。でその人たちがパスタを買いたい量を需要売りたい量を供給という。

「買いたい量と売りたい量のことかー。」

–そう。でさっきも言ったが、その需要と供給の関係で値段は決まる。

「えーなんで?もっとわかりやすく!」

–おおわかった。じゃあそこの紙とペン取ってくれ。

「はいー」

 

グラフ

–需要と供給の関係をグラフにするとこうなる。

img_0289

–均衡価格というのは

買いたい人にとっても売りたい人にとっても

ちょうど良い値段ということだ。

img_0291

–で買いたい人が増えれば

需要のグラフが右にずれて価格が上がる。

img_0293

–逆に需要が減れば価格は下がる。

「なるほどー。図で見るとわかりやすいね!」

 

 

レア度=価値

–じゃあ今度は供給側が変わった時だ。

img_0294

これは供給量が少ない、つまりレアなものだ。

レアなものは高くなるんだ。

img_0295

逆にたくさんあるもの

つまりありふれたモノは安くなる。

 

 

見えざる手

–こうやってモノの価格が

需要と供給の関係によって決まることを

経済学者のアダム・スミスが“見えざる手”と言ったんだ。

自然と決まるからな。

 

まとめ

–というわけでこの世に存在するモノのほとんどは、こうやって価値が決まっていくんだ。何となくでもわかったか?

「うんだいたい!なんかすごい。おもしろかった!」

–そうか。じゃあ好きなパスタ選べ。

「え!?いいの!?やったーありがとう!」

 

You may also like

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です